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GFIは2023年度研究助成プログラムを世界中の科学者を対象に募集開始!〜代替タンパク質に関するオープンアクセス研究に最大375万ドルの資金提供〜

更新日:8月9日

細胞農業研究機構との連携団体であるThe Good Food Institute (GFI) は、2023年度研究助成プログラムの提案書(以下、RFP)を公開し、世界中の科学者を対象に募集を開始しました!


[2023年度研究助成プログラム(Research Grant Program)]

 内容詳細はこちらのページでご確認ください。

 → https://gfi.org/researchgrants/

   

   RFP PDFダウンロード


GIFの今年度のRFPは、多くの方からのご支援により、代替タンパク質に関するオープンアクセス研究※1に最大375万ドルの資金提供をすることが可能となりました※2


RFPの応募締切は9月21日です。(午後 4 時 (東部標準時)/午後 1 時 (太平洋時間) )


ご不明な点等ございましたら、こちらのFAQを参照するか、GFI 研究助成チーム(research_grants@gfi.org)までお問い合わせください。


※1オープンアクセス研究:研究成果(広義には学術情報、狭義には査読済み学術雑誌に掲載された論文)をインターネットを通じて誰もが無料で閲覧可能な状態に置くこと。

※2 資金提供:GFIは非営利団体であり、完全に慈善寄付によって支えられています。GFIのすべてのプログラムと活動は、慈善支援によるものです。また、これらの寄付は、代替タンパク質企業や伝統的な食品企業とは一切関係がありません(FAQに記載)。



[2023年度研究助成プログラム概要]

GFIでは、最大24ヶ月、上限25万ドルのプロジェクトに関する提案を募集しています。

新規参入の研究者を含む共同研究には追加の資金提供も可能です。


以下の主要な4つのテーマ領域に関連したプロジェクトが対象となります※3。

  1. Extrusion 2.0:タンパク質のテクスチャー化の機械的評価およびプロセスイノベーションを通じた従来のエクストルージョンの強化

  2. 魚介類の細胞培養における幹細胞性と増殖を促進するためのツールや知識の開発

  3. 原料配合および飼料変換の最適化のためのゲノムスケールの代謝モデル開発に向けたデータ収集と整理

  4. バイオマス発酵および精密発酵プラットフォームにおける食品発酵のための原料供給の向上

※3 FAQにて、今回の研究助成プログラムの対象外となるテーマの記載がございます。詳細の方はFAQをご確認ください。


[GFI主催のウェビナーおよび応募者ネットワーキングセッション]

7月24日開催:

 情報ウェビナー: 録画をご覧ください



[応募方法]

全ての応募は、Good Grants 応募ポータルから行われます(英語での受付となります)。

応募を開始するには、grants.gfi.orgからユーザープロファイルを作成しアプリケーションテンプレートにアクセスしてください。


ご不明な点等ございましたら、こちらのFAQを参照するか、GFI 研究助成チーム(research_grants@gfi.org)までお問い合わせください。




GIFでは、細胞性食品(いわゆる「培養肉」)も含めた代替タンパク質関する様々な研究資金の情報にもアクセスできます。より良い研究を継続的に行うことが科学技術の成果によって世の中への変化を与えるという成功への秘訣ともいえます。ご興味あるかたはぜひトライしてみてください!


JACAは、世界の食料システムを多様化する科学コミュニティに情熱を持って飛び込む、そんな日本の科学者をぜひ応援していきたいです!



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