今月末より、シンガポール国際アグリフードウィーク(SIAW)が始まります!
開催日:10月30日(月)〜11月2日(木)
場所:Marina Bay Sands、シンガポール
SIAWの中核イベントは2つ。
●アジア太平洋農業食品イノベーションサミット
(Asia-Pacific Agri-Food Innovation Summit :APACAgriFood)
●アグリフードテックエキスポ・アジア2023
(Agri-Food Tech Expo Asia 2023: AFTA2023)
JACAは、2つのイベントに参加予定です。しっかり日本の細胞性食品(いわゆる「培養肉」等)についてアジアで発信してきます!
SIAWは、グローバルリーダーが集まり、アジアの農産物システムにおいてより安全性・強靭性を構築するための議論が行われます。閣僚の基調講演や対話型パネルディスカッション、エグゼクティブ・ブリーフィング、シンガポールの最新農業食品施設の見学などが開催されます。
APACAgriFoodには、昨年JACA井形理事が細胞農業分野で世界をリードする各国のリーダらと培養肉・魚産業の現状と将来について議論を行うために参加。AFTA2023は、世界のアグリフードやアグリテック業界の最先端技術を紹介する展示会となっており、今年で2回目の開催です。
2020年、世界で初めて細胞性食肉が市販化された国がシンガポール
東京23区よりやや大きいサイズの国土に、人口562万人が暮らしています。国内の食料自給率を現在の10%未満から2030年まで30%に引き上げる「30 x 30」を国家目標とし、様々な政府&民間タイアップのプログラムが活発な国です。
昨年のSIAWの様子を写真で振り返りながら、今年もアジアから発信される世界最新の細胞農業ニュースに乞うご期待!
🇸🇬エスコ・アスター社
2021年、世界で初めて細胞性食肉の受託製造開発機関(CDMO)としてシンガポール食品庁から許認可を取得


🇮🇱アレフ・ファームズ社の細胞性ビーフ


🇸🇬ウマミ・バイオワークス社
昨年度は細胞性うなぎの開発試食を実施したウマミ社。最近では🇯🇵マルハニチロ社との協業や、🇮🇱ステークホルダー・フーズ社とタッグを組んで細胞性ハタを発表しています


細胞性エビはじめシーフードを手がける🇸🇬シオク・ミーツ社
グループ会社に細胞性ビーフとポークの🇸🇬ガイア・フーズ社がいます


🇨🇳セレックス社
バイオ3Dプリンターで細胞性ポークステーキを開発中

世界最大級の農産物加工・食品原料メーカーエー・ディー・エム社や、世界穀物メージャーで精肉も取り扱うカーギル社も出展していました


2022年のハイライトのひとつ
世界で初めて細胞性食肉の販売許可を得たイート・ジャスト社による細胞性チキン



今年のSIAWの様子はまたご報告させていただきます!