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アメリカでも「培養鶏肉」が販売開始!?

今こそ「培養肉」の正しい知識を身につけよう

最終更新日:2023年6月23日

Q: 「培養肉」は細胞性食品や細胞農業とどう関係するの?

A: 細胞性食品は「培養肉」や「培養シーフード」などをまとめて呼ぶときの名前です。

細胞農業は、「生きた細胞」に栄養(穀物由来の糖やアミノ酸など)を直接与えることで増やして、「お肉」や「お魚」、「ミルク」や「カカオ」などの食品を作る技術のことです。

もっと知ろう

「培養肉」、「細胞性食品」、etc.... 正式な呼び方は?

 実は、「培養肉」や「培養シーフード」に対する正式な名前はまだありません。

国は国際連合食糧農業機関(FAO※1の呼び方にならって「細胞性食品」、メディアは「培養肉」、たまに「細胞培養肉」と呼んでいます。

 

呼び方がいくつもあって分かりにくいため、細胞農業研究機構では

 

①消費者の方がわかりやすいと思うような名前の決定と、

②その名前の普及のための消費者調査

 

を検討中です。①については下記のような客観的な判断基準をつくり、皆さんの意見も聞きながら確認していくことが重要であると考えます。

  •  細胞性食品にとっても従来のお肉にとっても、マイナスイメージを与えないような単語であるか、

  •  消費者の皆さんが細胞性食品と従来のお肉を区別できるか、

  •  アレルギ―を持った人が誤認しないようになっているか、等

 例えば海外では「培養肉」は「クリーンミート」と呼ばれているときもありますが、その場合、上記箇条書きの一点目には当てはまらない可能性がありますね。

※1国連食糧農業機関FAO:The Food and Agriculture Organization of the United Nations)は、国連システムの中にあって食料の安全保障と栄養、作物や家畜、漁業と水産養殖を含む農業、農村開発を進める先導機関です

https://www.fao.org/japan/ja

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